ベッド処分は不用品回収業者と自分で処分どっちがいいのか

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大きくて重たいベッドは、不用品回収してもらうのも大変。実際に「マットレスの処分ができない」「どこに依頼したらいいのか」などの声をよく聞きます。

だからこそ、手間をかけずに処分できれば嬉しいですね。

そこで、本記事では古くなったベッドの処分方法を6つ紹介。それぞれのメリット・デメリット、費用相場などについて説明します。

ベッドの処分を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ベッドの処分方法6紹介

使わなくなったベッドの処分方法は、主に6つあります。

  • 自治体の粗大ごみとして回収
  • 自治体の処理施設へ持ち込み
  • 解体して家庭ごみに出す
  • お店に引き取りを依頼する(買い替え時)
  • 買取業者を利用する
  • 不用品回収業者を利用する

ここからは、種類ごとに紹介していきます。

方法1.自治体に回収してもらう

1つ目は、ベッドを粗大ごみとして自治体に回収してもらう方法(戸別回収)です。

不用品回収の手段として、多くの方が思い浮かべるのではないでしょうか。

大まかな流れは下記のようになります。

  1. 受付センターへ電話する
  2. 回収日・料金・運搬場所などを確認する
  3. 粗大ごみシールを市役所・コンビニなどで購入する
  4. 名前・収集日を記入して粗大ごみに貼る
  5. 当日の朝に指定場所まで運搬する
  6. 自治体が回収

自治体で異なることもあるので、ホームページなどで確認しておいてください。

回収費用(目安):200円~2,500円 ※自治体により異なる

メリットは、安価で回収してもらえる点です。種類にもよりますが、本体(フレーム)が300円、マットレスは200円、合計500円で処分できる自治体もあります。

一方、デメリットは下記の4点です。

  • ・回収まで時間がかかる
  • ・指定場所まで運搬することが必要
  • ・申込・回収とも平日のみ
  • ・ベッドとマットレスは別回収の自治体が多い

この中で特に大きいのが、回収までの時間です。最短で申し込みから1週間後。引っ越しが多く発生する時期は、1ヶ月以上かかります。

引っ越しまでにベッドの処分が間に合わなかった、といった事態を招かないよう、処分しようと決めた時に、できるだけ早く申し込んでください。

また、ベッドは大きくて重たいので、折りたたみでもない限りひとりでの運搬は不可能です。搬出の際に、手伝ってくれる人を確保しておきましょう。

方法2.自治体の処理施設に持ち込む

2つ目は、処理施設へ直接持ち込む方法です。

処分の大まかな流れは、下記のようになります。持ち込みできない自治体もあるので、ホームページなどで確認しておきましょう。

  1. 電話で予約をする(予約不要の場合もあり)
  2. 受付時間内に処理場へ持ち込む
  3. ゴミの重量など内容の確認
  4. 運搬後、処理料金の精算

電話の予約は、「前日まで」、「2日前まで」などのように自治体によって変わります。事前にホームページや実際に問い合わせて確認しましょう。

回収費用(目安):無料~2,000円(手数料) ※自治体により異なる

直接持ち込む場合のメリットは、下記の3点です。

  • 自治体によっては粗大ゴミシールが不要
  • 回収費用も安価になりやすい
  • 繁忙期でなければ、比較的予約しやすい

自らが直接持ち込むメリットは、回収費用です。持ち込んだ不用品の重量もしくは品目で決まるので、重量で決めている自治体ほど安く済む可能性があります。

一方、持ち込みのデメリットは下記の2点です。

  • 施設内での運搬が必要
  • サイズによっては大きめなトラックが必要

ベッドを持ち込む際に問題となるのが、運搬方法・人数です。

ダブルやキングサイズは幅もあるので、中型自動車など少し大きめのトラックでの運搬をおすすめします。

ベッドは1人で運べないので、怪我を防ぎ周辺施設を傷つけないためにも、必ず複数人で運ぶようにしてください。

方法3.解体して家庭ごみとして出す

自治体によっても異なりますが、粗大ごみの定義は、1辺の長さがおおむね30センチ~50センチ以上です。それ以下に分解できれば、自治体によっては「可燃物」もしくは「不燃物」として出すこともできます。

この場合、通常回収となる点がメリットです。分別して指定された曜日にゴミとして出すと、回収してもらえます。

一方、デメリットには下記3点があります。

  • 電動ノコギリやチェーンソーなど工具が必要
  • 分解作業中に負傷するリスクがある
  • 自治体によっては、分解しても粗大ゴミ扱いになる

作業効率を考えると、電動ノコギリやチェーンソーなどの工具が必要です。持っていない場合は、これらを揃えないといけません。スチールに対応している工具は高価なので、かえって割高になります。

また、大阪市など多くの自治体では分解して出しても、分類区分は粗大ごみです。その他、作業中に出た金属・木材の破片で、思わぬケガにつながる可能性もあるでしょう。

上記以外にも手間がかかるので、おすすめできる処分方法とはいえません。

方法4.買い替え時にお店に引き取ってもらう

すべての店舗で対応しているわけではありませんが、買い替えの際に古いベッドを引き取ってもらえる場合があります。

一例をあげると、ニトリや無印良品などで行われています。

その場合、下記のような条件が付きます。

  • 購入したベッドと同種・同数量
  • 購入したベッドと同数量、または同容量
  • 電動ベットなど対象外となる商品があるなど

ちなみに、引き取り料金はニトリが4,400円、無印良品で3,000円です。全体の費用相場としては、3,000円~15,000円前後になります。

他店で購入したベッドも対象になるところが多いので、買い替えの予定があるのであれば検討してみてもいいでしょう。

方法5.買取店に買い取ってもらう

処分するベッドの種類によっては、買取店を利用できます。出張買取に対応している業者もあるので、問い合わせてみるといいでしょう。

ベッドの状態にもよりますが、多少でもお金が入ってくる可能性があるのはメリットです。

しかし、値段がつかない場合は出張料金と引取費用がかかります。その他、店舗運営している業者では、場所の関係で対象外としている場合があるのはデメリットです。

方法6.不用品回収業者などに依頼する

最後に紹介するのが、不用品回収業者に依頼する方法です。

不用品回収業者に依頼するメリットには、下記の4点があります。

  • どんな状態でも回収してもらえる
  • 自分で搬出する必要がない
  • 状態次第では買い取ってもらえる
  • 他の不用品も一緒に回収可能

一方、デメリットは下記1点です。

  • 費用に割高感がある(費用相場:3,500円~10,000円前後)

業者によっては、買取にも対応しています。その場合は、買取分が相殺されるので、相場より安く処分してもらうことも可能です。サービス内容は不用品回収業者で異なるので、相見積もり(複数の業者から見積もりをとって比較検討をする)を取るようにしましょう。

不用品回収の費用相場とは

不用品回収業者に依頼したいけど、どのくらい高いのだろう…と気になる方もいらっしゃいますよね。

こちらの記事では、不用品を回収してもらうための費用相場はもちろん、費用を抑える7つのコツについてもご紹介しています。

依頼する前にまずはこちらをチェックしておくと、スムーズに依頼しやすいでしょう。

不用品回収の費用相場と安く抑えるコツ

ベッドの処分によくあるお困りごと

ベッドは大きくて重たいので、処分する際はいろいろと困ることが出てきます。

ここでは、特に直面しやすい3つの悩みを取り上げていきましょう。

悩み1.廃スプリングマットレスは処分が困難

意外と知られていないのが、マットレスの取り扱いです。バネのないマットレスは、どの自治体でも問題なく回収してもらえます。しかし、自治体によってはスプリングマットレスを回収対象外品目にしているケースがあります。

その理由は、素材の違いです。スプリングマットレスに入っているバネの分別が必要なため、対象外としています。

自治体・不用品回収業者とも、スプリングマットレスの回収手数料は通常より高めです。

不用品回収業者に依頼する時は、自分でスプリングの有無を確認しておき、見積もり時に金額について質問してみましょう。その際に、納得いく回答を得られるかどうかで依頼するかどうか判断するといいでしょう。

悩み2.運び出すのが大変

材質・サイズなどにもよりますが、ベッド本体がだいたい10kg~65kg前後、マットレスは15kg~40kg前後。合計で25kg~100kg前後、大きさは2m前後あります。

無理に運ぼうとすると、腰痛などのケガや、家に傷をつける原因にもなりえます。

運搬してくれる人がいないのであれば、不用品回収業者など搬出に対応している業者へ任せたほうが無難です。

悩み3.買い取ってもらえない

「買取業者に依頼したけど、買い取ってもらえなかった」という声も、よく聞かれます。

買い取る側の立場で考えると、ボロボロになっているベッドを買おうとは思わないですよね。業者側も売り物にならないと思ったら値段をつけません。

また、買取業者やリサイクルショップによっては、買取対象にしていない場合もあるので、査定してくれる業者を探すだけでも大変です。

買い取ってもらえるとしても、新品同様など商品価値のあるベッドに限られます。

ベッドの処分は不用品回収業者のメリットが大きい

いかがでしたでしょうか。
費用面では、自治体による不用品回収のメリットが大きいです。一方、平日しか対応していない、自分で搬出する必要があるなどデメリットもあります。

数ある処分方法の中でおすすめするのが、不用品回収業者への依頼です。ベッドだけだと割高感もありますが、それは相見積もりや買取による相殺などで回避できます。また、搬出に対応してもらえるなどのメリットもあります。

どの地域にも多くの業者があるので、積極的に活用してみてください。

【宮城県仙台市】不用品回収の人気業者おすすめ比較ランキングでは、宮城県を中心に不用品回収の専門業者をランキング形式で紹介しています。

是非参考にしてみてください。

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